日本生活環境支援協会のブログへようこそ!
ここでは日本生活環境支援協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
街を歩いているとよく出会うティッシュ配りのバイトさん。
これは世界では見られない光景だそうです。
紙は高級品でタダでもらえるなんて考えられないことなんだとか。
そんな日本はティッシュの消費量が世界一です。
年間一人当たり平均17箱使います。これは2位のアメリカの3倍の量。
いかに多いかがわかります。
ティッシュは第一次世界大戦中にガスマスク用のフィルターとして使われていたものです。
その当時今のような薄さや柔らかさがあったかどうかはわかりません。
その第一次世界大戦後に余った大量のティッシュを、アメリカキンバリー・クラーク社がメイク落とし用に発売したところ、女性に大変ウケたそうです。
何しろそれまではタオルや布を使ってメイクを落としていたそうですから、不衛生でした。
日本でティッシュが初めて発売されたのは1953年。
広く普及したのはそれから11年後、コマーシャルで知られるようになってからのことです。
現在のような5箱パックも最初はありませんでした。それまでは1箱ずつの販売か、手でナイロンの袋に5箱ずつ詰めて販売していたそう。
ところでティッシュはなぜ2枚重ねなのか知ってますか?
ネピアさんのホームページでは次のように理由が書いてあります。
・1枚の厚紙よりも2枚重ねの方がやわらかくなります。
・2枚の紙の間にできる空気層の部分です分を吸収します。
・紙には表裏があり、裏のザラザラしているほうを内側にして、肌に触れる外側がツルツルの面になるようにしてあります。
2枚合わせることで「やわらかさ」と「強度」を作り出しているというワケですね。
1日たりとてティッシュなしでは生活できない日本人。紙も限りある資源です。大事に使っていきましょう!
日本生活環境支援協会では日常生活に使える資格が豊富にそろっています。あなたも挑戦してみませんか?