日本生活環境支援協会

誰にでも日常生活の中にひとつぐらいは好きなことがあるはず。そんな見過しそうな”好きなこと”を極めたスペシャリストであることを認定するのが日本生活環境支援協会です。

日本初の運動会はどんな競技?~日本生活環境支援協会トリビア

日本生活環境支援協会のブログへようこそ!

ここでは日本生活環境支援協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。

 

日本生活環境支援協会には「スポーツフードソムリエ」の資格があります。

 

子どもの頃のスポーツといえば、運動会。

 

楽しみにしていた人も多かったと思います。

 

さて、この運動会初めて行われたのは、いつどんな人たちによってだったか知ってますか?

 

【競闘遊戯会というネーミング】

初めて日本で運動会が行われたのは1874年でした。

 

その場所は東京都の築地。海軍兵学校です。

 

当時日本ではイギリスなどの欧米の軍事訓練を模範としていました。

 

運動会はイギリス人教師であった、フレデリック・ウィリアム・ストレンジという人の

「(座学ばかりで運動不足なので)体育とレクリエーションを兼ねたアスレチック・スポーツを取り入れるべき」といアドバイスで始まったのです。

 

そこで海軍兵学校の10~20代の生徒たちを中心に、「競闘遊戯会(きょうとうゆうぎかい)」が開催されることになりました。

 

【難しい四字熟語の種目】

当時はカタカナは使わず、全て漢字の種目で18種類ありました。

 

しかも読んだだけでは何をするのかわからないような四字熟語ばかりです。

 

・燕子学飛(つばめのとびならい) ⇒ 300ヤード走

・乳猿避猟(こもちざるのかけぬけ) ⇒ おんぶ競争

 

漢字を見ただけでは全く意味不明・・・

 

その理由は英語でプログラムが作られた後、日本語に直されたためです。

 

ほかにも(漢字は省略)

・古だぬきのつぶて打ち ⇒ 砲丸投げ

・すずめの巣立ち ⇒ 徒競走

・ボラの網越え ⇒ 走り高跳び

・トンボの風がえり ⇒ 棒高跳び

 

などなど、よく見れば今もある競技ばかりですね。

 

【”運動会”と名付けたのはあの学校】

大好評だった「競闘遊戯会」。

 

1883年には東京大学でも行われ、ここで「運動会」と初めて名付けられました。

 

その後大学から小学校まで普及していったのでした。

 

日本生活環境支援協会には、さまざまなスポーツフードを始めとした料理の教える資格があります。ぜひチェックしてみてくださいね!