日本生活環境支援協会のブログへようこそ!
ここでは日本生活環境支援協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
日本で最も古い植物園はどこか知っていますか?
正式名称はちょっと長いですが、東京大学大学院理学系研究科付属植物園といいます。
そう、東京大学の付属施設なんですね。
【もとは薬草園だった小石川植物園】
そもそも植物園は植物を観て楽しんだり、癒される場所ではないんです。
その役割は3つあります。
①多様な植物の収集
②植物知識の普及・公開
③植物学の研究・教育
小石川植物園はこの役割を果たしている数少ない植物園なのです。
*小石川植物園の歴史*
江戸時代、各藩で漢方薬のための薬草園が作られるようになりました。
その薬草園は南薬園と北薬園に分かれていました。
そして北薬園の方は、護国寺が建てられることになった1861年に他の敷地(白山御殿)に移植されます。
これが小石川植物園の始まりです。
ただ当時は「小石川御薬園」と呼ばれていました。
正式に植物園になったのは1875年のことです。
【小石川植物園はこんなところ】
敷地面積は161,588㎡で、そこに約4000種類の植物が栽培されています。
お花の見ごろや紅葉状況は公式ホームページに細かく出ていますよ。
観賞目的ではないとはいえ、やっぱり気になりますよね~
絶滅危惧種の植物も見られます。
2021年4月現在の利用案内です。
・開園時間:午前9時~午後4時半
・料金:大人(高校生以上)500円
小人(中学生・小学生)150円
6歳未満:無料
駐車場はないので、公共交通機関で行ってください。
園長さんはもちろん(?)東京大学の教授です。
【分園:日光植物園】
ちなみに小石川植物園の分園が日光にあります。
こちらでは東京では栽培が難しい植物に関する研究や教育がされているそうです。
行かれる際は、日光植物園は12月から4月14日までは休園になりますのでご注意くださいね。
日本生活環境支援協会には日常生活に関連した資格がたくさんあります。
ぜひチェックしてみてください。