日本生活環境支援協会のブログへようこそ!
ここでは日本生活環境支援協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
前回は住宅ローンの「滞納から立ち退き」までに、何が起こるかを具体的に説明しました。
出来るだけ立ち退きという最悪な状況になるのは、誰もが最も避けたいことです。
「毎月のローンが苦しい」と、感じ始めた時にできることはたくさんあります。
1.家計の見直しをする
今すぐにでもできることですね。
毎月当たり前のように支払っている通信費(スマホ代、インターネットにかかっている費用など)、生命保険(現状本当に必要なものに入っているか?)などの固定費は特に要チェックです。
また同時に仕事の見直しなど、収入を増やすことも検討しましょう。
2.支払い方を見直す
今の支払い方が不可能なら、支払い方を見直しましょう。
金融機関に相談したり、借り換えを検討します。
それによって毎月の支払額を減らせることがあります。
いずれの場合でも自分で考えるより、プロに直接相談するのいいでしょう。
解決につながることはもちろんですが、具体的に何が問題なのかが自分自身で確認できるいい機会にもなります。
3.売却の検討をする
購入時期によっては、思っていたよりも自宅が高く売れる可能性もあります。
逆の場合でも早めに知っておくことは大事なことでしょう。
「どうしてもこのままここで住み続けたい」と思うなら、この方法を検討しましょう。
4.ハウス・リースバック
「ハウス・リースバック」とは、不動産会社や知人などに家を買い取ってもらい、その後賃貸で借りることです。
競売になると市場価格よりもかなり安くなってしまいますが、この場合は任意売却なので市場価格程度で売れることがあります。
5.リバースモーゲージ(高齢者向け)
自宅に住み続けながら、家を担保にお金を借りられる方法でほとんどは60~80歳という年齢制限があるようです。
毎月の返済は利息のみで、残った分の返済は借入れした人が死亡した時に相続人が行うことになります。
その他にも「個人再生」を利用する方法も考えられます。
立ち退きという最悪の状態になる前に、できることから始めましょう。