日本生活環境支援協会

誰にでも日常生活の中にひとつぐらいは好きなことがあるはず。そんな見過しそうな”好きなこと”を極めたスペシャリストであることを認定するのが日本生活環境支援協会です。

想像以上の足湯の効果!~日本生活環境支援協会トリビア

日本生活環境支援協会のブログへようこそ!

ここでは日本生活環境支援協会の「温泉観光アドバイザー」にちなんだトリビアをご紹介しましょう。

 

観光地に行くとよく見かける足湯。

 

入った経験がある人はたくさんいますよね。

 

足が温まるだけでなぜあんなに気持ちがいいんでしょうか?

 

温泉がカラダにいい効果があるのはわかっていますが、足湯だけだとどんな効果があるんでしょう?

 

足湯の効果① 血行促進

足は身体の中で一番末端にあるので、とても冷えやすい部分です。

 

その足を温めれば血流がよくなります。

 

血流がよくなるとまず冷えやむくみがよくなります。

 

そして身体中に酸素が行きわたりやすくなって、疲れがとれます。

 

更にジワ―と温まって来るので、リラックス状態になる副交感神経が刺激され、関節痛などの傷みをやわらげることにつながります。

 

足湯の効果② 寝つきがよくなる

これは浴槽につかる入浴でも同じことが言えますが、ぬるめのお湯に浸かると寝つきが良くなります。

 

あまり高い温度だと、交感神経が刺激されてかえって寝つきが悪くなってしまいますので気をつけましょう。

 

足湯の効果③ 高齢者の転倒や認知症予防

最近の研究でわかったことですが、足湯で温まることで関節や筋肉の柔軟性が高まり可動域が広がります。

 

それによって身体のバランス感覚がよくなるというわけです。

 

特に高齢者は関節や筋肉の柔軟性が失われていくので、この効果が大きいということです。

 

更に高齢者にとって入浴はかなりのエネルギーを使い、身体に負担をかけることになりますので、足湯なら体力を消耗することなくその効果が得られるんです。

 

それと同時に血流がよくなるので、脳に適度な刺激が与えられて認知症予防にもつながるといわれています。

 

【自宅で気軽に足湯】

観光地まで出かけなくても、自宅で足湯が楽しめます!

 

足湯セットなんてものも売ってますが、バケツでも十分いけます。

 

ポイントは3つ。

 

① お湯の温度は40℃ぐらい

② 浸かる時間は15~20分程度

③ 浸かる部分はふくらはぎまでが理想

 

そしてできれば入浴剤なんかがあれば、よりリラックスできますよ!

 

ぜひ試してみてください。