犬の血統書は「血統証明書」の略称です。これは犬種標準という純血種を繁殖させるための基準であり、犬の質や価値を示すものではありません。
ではこの血統書が必要な場合はどんな時なのでしょうか。
ここでは犬の血統書が必要なときについてご紹介します。
1.特定の犬種を飼いたいとき
血統書があれば、純血種であることが証明されます。
2.ブリーダーとして特定の犬の繫殖を行うとき
犬の繫殖を行うブリーダーは、特定の犬種にこだわっている場合が多いものです。
販売する際は純血種であることを証明しなければならないので、血統書を取得することが必要です。
3.競技会に参加するとき
競技会に参加するときに、血統書があることが条件になっている場合がよくあります。
必要ない場合もありますが、厳密に同じ犬種のみの競技会に参加したいと考える場合は、血統書付きの犬でなければなりません。
4.血統書を発行するには?
〇 あらかじめ会員などの登録が必要
血統書の申請ができるのは、JKCに会員登録している母犬の所有者のみです。加えてその所有者がJKC公認の愛犬クラブに所属していること、そして犬舎名をあらかじめ登録しておくことが必要です。
〇 血統書の登録に必要なもの
・母犬の血統書
・交配書証明書およびオスの血統書(コピー)
・血統証明書発行申請書
《犬・猫ペットブリーダー資格の口コミ》
犬・猫ペットブリーダーは、家庭の犬や猫の繫殖、改良について、基礎的な知識を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミをご紹介しましょう。
・ブリーダーには利益追求の前に、当然のことながら動物の命を扱う責任が伴うことを改めて肝に銘じたところです。
・初心を忘れずに、子犬や子猫を産んでくれる親犬や親猫を終生大事にしてやりたいです。
・個人のお客様にはよくしつけや育て方のアドバイスを求められるので、資格を取ってよかったと思います。