水耕栽培は初心者でも始めやすい植物の栽培方法です。とはいえ何事も初めてには注意点もあります。
ここでは水耕栽培を始める前に知っておきたいよくある失敗例をご紹介します。
1.根が伸びない
スポンジが硬すぎると、根がきちんと伸びないことがあります。水耕栽培用のスポンジは一般的な家庭用のもので問題ないのですが、密度が高く硬いものだと根が伸びないので、注意が必要です。
スポンジは、ある程度隙間がある根が伸びやすいものを選ぶといいでしょう。
2.芽が出ない
芽が伸びない原因にはいくつか考えられます。
それは種まきの時期がずれている時、植物に適した室温ではない時などです。スムーズな発芽を促すためには、それぞれの植物の特徴をよく理解した上で種をまく必要があります。
3.枯れる
枯れる原因には、乾燥していたり肥料濃度やPHの値によるなど、植物にとって良くない環境にあることが考えられます。
植物が枯れてしまわないように、きちんとした環境を整えてあげましょう。
4.カビが生える
水を多く使う水耕栽培では、カビが生えるトラブルも起きやすいです。この原因には風通しが悪い、日当たりが悪い、水のやりすぎなどが考えられます。
野菜を育てている場合は、衛生面に不安も生じるためカビには注意したいものです。
《水耕栽培士資格の口コミ》
水耕栽培士は、水耕栽培での野菜の育て方に関してあらゆる知識を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミをご紹介しますね。
・水耕栽培は狭いキッチンでもできるので、もっと詳しくなりたくて取得しました。始めたころは誰でもできるスプラウトのようなものばかりでしたが、今ではそれ以外の野菜や果物を育てています。
・植物を育てたいけど虫が苦手。水耕栽培ならと資格を取得しました。衛生的で場所を取らず初心者の私でも野菜が育てられています。
・ベランダで野菜づくりをしていますが、常に土の処分が悩みに種でした。水耕栽培は手も汚れず、場所も取らないので管理が楽です。