刺繍糸にはいろいろな種類があり、それぞれ特徴があります。刺繍の作品をきれいに仕上げるために、たくさんある刺繍糸から自分の作品に合った刺繍糸を選ぶ時のポイントを理解しておきましょう。
1.番手
刺繍糸には必ず番手が表示されています。
番手は1グラム当たりの長さを示したもので、数字が大きいほど細いということになります。一般的によく使用されるのは「25番」と「5番」です。
25番は6本で1束8mで、2~3本とって使うことが多く、5番は太い1本の糸なので、そのまま使用します。
2.色・ツヤ
刺繍糸の色、ツヤはメーカーによって微妙に違います。基本的には図案や布によって配色を考えましょう。
そしてメタリックなものは絡まりやすいので、刺し方に注意が必要です。また保存するときにも絡まりやすさに気を付けて整えた上、収納しましょう。
3.色あせ・色落ち
よく洗濯するものに刺繍するときは、できるだけ劣化しにくい刺繍糸を選び、色あせや色落ちに十分注意しましょう。
実際に使ってみないとわからない部分もありますが、手芸仲間との情報交換、ネットでの情報収集をしてみると良いでしょう。
4.強度と手触り
例えばしなやかな糸は柔らかい印象がありますが、反面強度はあまりありません。一方で強度のある糸はごわつきがあり刺しにくさがある反面、刺し終わればしっかりした印象になります。
強度や手触りは、作品に触れる頻度によって考えた上で選ぶといいでしょう。飾るものなら強度を重視する必要はなく、ポーチやハンカチなら手触りを重視したいところです。
直接肌に触れるかどうかが選ぶポイントとなります。
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刺繡アドバイザーは、フランス刺繍、ビーズ刺繡、リボン刺繍、クロスステッチ、刺し子などの刺繍の種類の知識をもち、実際の刺し方も理解している人に与えられる資格です。
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