トリマーは主に犬や猫などのペットのヘアスタイルを整えたり、トリミングを行うのが仕事です。トリマーになるために必要な資格はありませんが、実際にはほとんどのトリマーが何らかの資格を持っています。
このトリマーに関する資格は、ペット関連の幅広い現場で活かすことができます。
1.トリミングサロン・ペットサロン
トリマーの勤務先として多いのが、トリミングサロンやペットサロンです。
トリミングの技術はもちろんのこと、飼い主や動物に対するホスピタリティが求められます。
2.ペットショップ
ペットショップの中には、トリミングサロンやトリミングルームを併設しているところもあります。
ショップスタッフの役割は犬や猫の清潔を守り、健康状態をチェックすること、あるいは販売したペットの飼育方法についてのアドバイスも含まれます。
また定期的なケアで店舗を訪れてもらい、飼い主とも長いお付き合いができるようにもなります。
3.ペットホテル
ペットホテルでは、トリミングを行うだけではなく、ペットの食事の世話やケージの清掃など多くの業務に関わることになります。
いつもとは違う環境で、ペットが安心して過ごせるようにする必要があります。
4.動物病院
動物病院では、ペットの健康や衛生面を意識したケアの一環としてのヘアカットが求められます。
犬種や猫種による毛の生え方の違い、皮膚トラブルの予防についても熟知していなければなりません。
5.ドッグカフェ
ドッグカフェでも、トリミングやシャンプーなどのサービスを提供している場合があります。
トリミングの技術の他、接客のスキルも求められるでしょう。
6.独立開業
トリマーとしての経験を積んだのち、独立開業するという道もあります。
忙しくてサロンに行けない、ペットが外出嫌いなどの理由で、飼い主の自宅でのトリミングを希望されることもあります。
自宅でのサロン開業や出張トリマーとして独立すれば、サロン開設よりも初期費用を抑えられます。
《ペットトリミングアドバイザー資格の口コミ》
ペットトリミングアドザイザーは、家庭の犬や猫のトリミングについて基礎的な知識、手順の知識を身につけている人におくられる資格です。
この資格を取得した人たちはどのような感想を持っているのでしょうか。
・愛犬の皮膚の状態や毛艶、体調管理がトリミングの知識によってできるようになりました。
・猫のトリミングをやっているサロンはなかなかなく、自分でできるようになろうと取りました。将来猫専門のトリミングサロンができたらと思っています。
・トリマーになったばかりであまり自信がなかったのですが、資格を取ったことでこれまでの知識の再確認にもなり、また実践的なスキルの見直しにもなりました。自信ももてるようになりましたね。