プランター栽培で土を入れる時は、ただ入れればいいというものではありません。
ここではプランターに土を入れる時のポイントについてご紹介しましょう。
1.プランターの底を確認する
プランターの中には、水はけを良くするために底に穴があけてあることがあります。
このようなプランターには、そのまま土を入れてしまうと土が漏れてしまうので鉢底ネットを敷き、その上にプランターの底が隠れるように鉢底石を敷きます。
こうすることで通気性と排水性を上手く調整でき、更に虫よけ効果も期待できます。
中にはこのような作業が要らないものもあるので、プランターの作りをよく確認しましょう。
2.培養土を入れる
次に培養土を入れます。必要なら元肥も混ぜて入れます。
この元肥を入れるかどうかの基準のひとつには、野菜が育つ期間が挙げられます。30日程度ですぐに収穫できる野菜なら元肥は不要です。野菜の種類によって違うので注意しましょう。
オリジナルの土を作る場合も、土の状況や野菜の種類に合わせた元肥を使いましょう。
3.土を入れるのは縁より少し下まで
土はプランターの縁のギリギリまで入れてはいけません。水を注いだ時に水が溜まるスペースを確保するために、数センチ下あたりを限度として入れます。
これは植物をプランターに植える時の共通ルールです。
【プランターの大きさの決め方は?】
プランターが植物に対して小さすぎると、最悪の場合根が詰まり十分に成長できないことがあります。また反対に大きすぎると、水が余分に溜まってしまい、根腐れを起こすことがあります。
プランターの大きさは育てる株数に合わせて決めましょう。目安がわからない時はホームセンターで相談すると適切なアドバイスがもらえます。
《ベランダ菜園士資格の口コミ》
ベランダ菜園士は、ベランダ菜園での植物、野菜の基本的な育て方とその知識と技術を習得し、その植物や野菜をしっかり管理できるうえ、それを人に確実にアドバイスできる人に与えられる資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミをご紹介しましょう。
・畑で野菜を育てるのは、仕事をしているので時間的に無理があり、このベランダでの菜園が趣味にできてよかったと思っています。
・自分で作った安心な野菜を収穫し、新鮮なうちにいただく喜びを感じています。
・子供と楽しめるベランダでの野菜作りは、ただ楽しいだけでなく作物に対する感謝の気持ちなど食育にもぴったりです。