動物介護士(犬猫介護士)とは、高齢の犬や猫などのペットが快適に暮らせるように、健康管理を行う仕事をする人のことを指します。
高齢のペットを管理するための専門知識と技術が求められる仕事で、近年のペットの高齢化に合わせて需要が高まっている仕事です。
【動物介護士の仕事内容】
・ペットの年齢や症状に合わせたエサの準備
・排せつ補助や高齢のペットに合わせたトイレの設置
・病気やけがの応急処置
・グルーミングのサポート
【動物介護士に求められる知識と技術】
・ペットの種に合わせた飼育管理
・高齢のペットの心理やそれを表すしぐさ
・高齢のペットがかかりやすい病気の知識と対応するための技術
・動物福祉に関する知識
このような知識と技術を効率的に習得する方法として、資格を取得するという方法があります。
ここでは動物介護士資格を5つご紹介します。
1.通信講座で取得できる資格2選
①犬猫介護アドバイザー(日本生活環境支援協会)
専門施設での高齢ペットのお世話はもちろん、自宅でのペットの介護にも役立つ知識と技術が学べる資格です。
動物介護士としての仕事の他、動物介護に関する講師活動も可能です。
申し込みはインターネットからでき、在宅受験、2カ月に一度の試験など、勉強のスケジュールが立てやすいのが特徴です。
*試験概要*
受験資格:特になし
受験料(税込み):10,000円
申し込み方法:インターネットから
受験方法:在宅受験
合格基準:70%以上の評価
試験日程:偶数月の20~25日
試験内容:寝たきり状態の対応、ミョウバン水を用いたお手入れ方法、給餌を拒む場合の対処法、点滴による栄養補給の方法、刺激による排せつ介助の方法、介護マッサージなど
犬猫介護アドザイザーは、小型犬から大型犬の介護、猫の介護についての知識を持っている人に与えられる資格です。
ここで犬猫介護アドザイザーの資格を取得した人たちの口コミを見てみましょう。
・現在定期的な通院をしている愛犬が介護状態になったときに備えて、この資格を取りました。
・ペットシッターとして高齢の犬猫の飼い主へのアドバイスをしています。
・最近は歳をとった犬猫が多いので、動物病院での仕事に役立てています。