室内で簡単に野菜を育てられる水耕栽培は、土を使わないため農作業初心者の方でも安心してできる栽培方法です。また一般的な家庭菜園よりも、手間も費用も抑えられるのも魅力。では具体的にはどの程度の費用が必要なのでしょうか。
1.初期費用
・一般的な家庭菜園
家庭菜園の方法はレンタル農園か、自宅の庭やベランダの二つがあります。
レンタル農園なら賃料に自宅からの交通費、ガソリン代、肥料や道具に費用がかかります。一方で自宅ならプランターや土、肥料、スコップ、苗や種など、レンタル農園よりもかなり費用は安く済ませられます。
・水耕栽培での初期費用
水耕栽培にもいろいろな方法がありますが、最も費用が安く済むのが再生栽培です。もともと処分してしまう部分を使い、容器も使用済みのペットボトルやプラスチックのトレーを使えばほぼゼロ円で済みます。
キットを使えば必要なものは全てそろっているため手軽ですが、こちらはある程度の費用がかかります。
2.ランニングコスト
・水、液肥
水さえあれば育てられるものもありますが、より生長を促したいなら液肥を使います。
また実がなる植物、例えばミニトマトのような植物の場合は、基本的に肥料が必要です。
・キット
前項で出てきたキットには便利なLEDライトやポンプがついていますが、これらを使うと電気代がかかることを覚えておきましょう。
3.水耕栽培で節約するには?
・作物の種類
水耕栽培で野菜を育てる場合、どんな作物を選ぶかが重要になります。
節約のためにという方なら、育てやすい植物がおすすめです。これは育てにくい野菜を選んでしまうと、なかなか収穫できず失敗につながりやすいからです。
おすすめは夏野菜。生命力が強くたくさん収穫でき、節約になります。また万能ねぎや豆苗、葉物野菜など、日常的に使う野菜を選ぶのもいいでしょう。
インゲンやきぬさや、オクラなど、ひとつの苗からたくさんの量が収穫できるものを選ぶのも節約になります。
・苗か種か?
節約目的なら苗よりも安価な種がおすすめ。種なら、なった実からまた種が収穫できれば更にリースなブルです。
また豆苗やネギ、三つ葉などは再生栽培ができます。
《水耕栽培士資格の口コミ》
水耕栽培士は、水耕栽培を使った野菜の育て方に関してあらゆる知識を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を取得した人たちの口コミをご紹介します。
・大葉や小松菜、豆苗などを育てて、楽しみながら節約しています。
・水耕栽培はペットボトルやコップなどの身近なものでも始められ、野菜を収穫する喜びも味わえます。
・自宅の自分の部屋やベランダ、キッチンでも育てられるので、いろいろな植物を育てています。
・何といっても部屋を汚さず、土中にいるような虫が出ないのが水耕栽培のいいところです。