犬の問題行動とは、飼い主を困らせるような行動のことです。問題行動は飼い主だけではなく、他の犬や人に迷惑をかけてしまうことになってしまいかねません。
では犬の問題行動には主にどのような種類があるのでしょうか。
1.分離不安
分離不安とは、飼い主がそばにいないことに対して強い不安を感じることです。
性格が神経質な犬、飼い主に依存している犬、飼い主がよく変わる犬などに見られます。具体的な症状としては食欲不振、下痢、嘔吐、物を壊す、吠え続ける、自傷行為などがあり、飼い主の在宅時にも後追いするなどします。
2.甘嚙み
甘噛みは子犬の頃によくみられる行動で、飼い主やその家族を軽く噛む行動です。
遊びや意思表示で行うものですが、きちんとしつけないと成犬になっても続いてしまうことがあるので早めに対処しましょう。
3.無駄吠え
飼い主が困るような場面で犬が吠える行動です。
その理由には縄張り意識や飼い主への欲求などがありますが、治すにはそれぞれの理由に合った対策が必要になります。
4.無視
いつもなら名前を呼ぶのに来ない。これも問題行動のひとつとされれています。
その原因は爪切りや歯磨きなど苦手なことをされると思っていたり、恐怖心や不安感などから興奮状態にある時、極度の疲労、聴力の低下などが考えられます。
5.脱走
脱走の原因はパニックやストレス、発情などさまざまです。脱走はクセになりやすいため、早めの対処が必要です。
6.食糞行動
食糞行動には体調不良や病気の感染などの危険があります。
その原因には飼い主の気を引きたい、消化不良、空腹、ストレスなどが考えられます。子犬に多い問題行動で大きくなるにつれておさまる場合もあります。
7.飛びつき
飛びつきは犬が相手を自分より下に見ている時に起こるものです。
子供に飛びつくこともあるので、放っておくとトラブルの原因となってしまうこともあります。きちんとしつけておきましょう。
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ドッグトレーニングアドザイザーは、家庭の犬のしつけについての基礎的な知識、トレーニングの手順の知識を持っていることが証明される資格です。
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・これまでいい加減なしつけをしてきたことを反省しました。犬が悪いのではなく正しいしつけができていなかったことがよくわかりました。