家族心理カウンセリングは家庭内のトラブルを解決に導き、円満な関係を保つためのサポートをする仕事です。家族心理カウンセラーは社会貢献度が高い職業で、その活躍の場は多岐にわたります。
ここでは家族心理カウンセラーの仕事内容と活躍する分野についてご紹介します。
1.家庭裁判所
家庭裁判所では家族間や夫婦間の問題について審判したり、子供が犯罪を犯してしまった際に処分内容を決定するための裁判を行っています。
その際に当事者の話を聞いてまとめたり、子供の保護者と面接して、客観的な調査や心理的な援助を行う「家庭裁判所調査官」という職業があります。この仕事に家族心理カウンセラーの資格は必須ではありませんが、非行の原因を探し出したり動機を聞き出すときの話法など、家族心理カウンセラーの知識やスキルを存分に活かせる職業であるといえます。
2.学校などの教育機関
家族心理カウンセラーの資格を取得することで、スクールカウンセラーとして勤務できる場合もあります。
スクールカウンセラーとは、子供たちが抱える悩みに寄り添ってカウンセリングする仕事のこと。もちろん教師として、または塾の講師としてなど、教育に関わる仕事をしている人なら誰でも家族心理カウンセラーのスキルは活かせます。
専門的な知識に基づいた的確なアドバイスをすることで、保護者からも信頼される教育者になれるでしょう。
3.独立開業
家族心理カウンセラーとして独立開業するのもひとつの方法です。
家庭内での悩みを抱える人の相談にのることはもちろんですが、講師としてセミナーを開くのもいいでしょう。
家庭内のトラブルで悩む人は非常に多いものです。家族心理カウンセラーとして話を聞き、それぞれの問題の原因や背景、相談者を取り巻く環境などを考慮した上で的確なアドバイスをすることで、悩みを持つ人に寄り添いサポートできます。
《家族心理カウンセラー資格の口コミ》
家族心理カウンセラーは、家族の抱える個々の家庭での問題について正しい知識をもち、かつアドバイスできる能力を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を取った人たちの口コミをご紹介しましましょう。
・この資格の知識を得たことで、家族間のいさかいの原因と解決方法を見出す能力が身につきました。
・カウンセラーとして家族の問題はもっともよく扱うので、家族心理専門の知識と資格が得られてよかったと思っています。
・教師として子供たちの悩みを聞くとき、この資格の知識が役立っています。