茶道アドバイザーは茶道に関する全ての知識を習得し、生徒やお客様に技術を教えていきます。茶道アドバイザーになるには、茶道の基礎知識、道具、作法、流派などの専門知識が必要です。このような知識を使った仕事には、どのようなものが考えられるでしょうか。
1.茶道アドバイザーの仕事内容
茶道アドバイザーは、茶道の知識や技術を教えるのが仕事。具体的には以下のような内容になります。
・それぞれの流派に合わせた作法や稽古をする
・茶会で使う茶具。和服や装飾品などの調達、整備をする
・自分で開催する茶会や教室などの企画を行い、参加者を募集する
・ゲストで参加するイベントなどの打ち合わせをする
・お茶やお菓子、イベント開催専用の店舗を運営する
・茶人として書籍や雑誌などの執筆をする
2.茶道アドバイザーが活躍できる分野
・カルチャースクールの講師
茶道アドバイザーの知識を持っていれば、カルチャースクールの講師として働けます。人気の高い茶道は、幅広い世代に支持される講座です。
・茶道教室
茶道教室を開き、茶道の先生として働く方法もあります。茶道教室を開くには、弟子入りしたり資格を取得することが重要です。入門した場合は、許状をもらわなければ人に教えることはできません。
実際に教室を開くには、多くの場合数年かかります。
・和菓子店
茶道と和菓子には深い関りがあります。茶道の知識を身につけていれば、どの和菓子がどんなお茶に合うかアドバイスできます。
・茶道具商
茶道具商は、茶道で使う道具の販売や修理をする仕事です。初心者でどの道具を使ったらいいかわからない人には、身につけた茶道の知識を活かしてアドバイスができます。
・茶舗
茶舗とはお茶を製造して販売する仕事です。茶道の知識を活かして、それぞれのお茶の特徴やお客様の要望に応えられるお茶を販売できます。
《茶道アドバイザー資格の口コミ》
茶道アドバイザーは、お茶の始まりや発展、お茶やお菓子のいただき方、懐紙や帛紗などの基本的なお茶の道具、お茶の種類、茶道の心得、お点前の方法など、茶道の基本知識を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を取得した人たちの口コミをご紹介しましょう。
・日本人として華道とともに茶道をのことも知りたくて、華道アドバイザーに引き続きこの資格を取ってとても満足です。
・お茶をたてているときは無心でいられ、ストレスも軽くなる気がします。
・茶道の心得や道具、たてかた、いただき方など、一通りの知識が身についたので、自宅で内輪の教室が開けました。