子犬の場合、母犬に甘える時なめる行動をしますが、相手が飼い主でも同じことをします。それは信頼と服従の証でもあるのです。
ここでは犬が飼い主をなめる理由についてご紹介します。
1.口をなめる
犬が飼い主の口をなめるのは、飼い主への尊敬の気持ちを表しています。また帰宅した時に口をなめてくるのは「待ってたんだよ!」という愛情表現です。
ただし場合によっては単にご飯をせがんでいる場合も。これは子犬の時に母犬から口移しでご飯をもらっていたからです。
2.鼻や耳をなめる
飼い主の鼻や耳をなめるのは、鼻水や耳の皮脂をなめている可能性があります。
人間としてはちょっと引いてしまう行動ですが、このしょっぱい味が犬にとっては「おいしい」ものだったりするのです。
3.手をなめる
手や腕をなめるのは、飼い主と積極的にコミュニケーションをとろうとしている証拠です。これは犬に慕われているということでもあり、「かまってほしい!」という合図でもあります。
また温かい飼い主の手をなめることでリラックスしている場合もあります。そして甘えるような見上げるしぐさをしていたら、頭や体をなでてあげましょう。
4.足をなめる
足をなめてくるのも、「立って遊ぼう!」とコミュニケーションをとろうとしていると考えられます。
そして汗をかいているときになめるのは、そのニオイを好んでなめているのかもしれません。鼻や耳のようなしょっぱい味に加え、犬は体液系のニオイも大好き。
同じ理由で脇など汗をかきやすい場所をなめる犬もいます。
【ここは注意したい!】
犬は人間にも感染する「パスツレラ菌」という細菌を持っている場合があります。その確率はなんと75%。
粘膜や傷口から感染するので、顔をなめてくるときには注意が必要です。犬の愛情表現に応えてあげながら、衛星面にも十分気をつけたいものです。
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