水耕栽培をするなら、肥料は必須と考えたほうがいいでしょう。おいしい野菜を育てるには肥料が重要。そして種類はもちろんのこと、投入と交換のタイミングも大事です。
ここでは水耕栽培に使う肥料についてご紹介します。
１．形状
水耕栽培の肥料は、液肥と粉末の２つに大別されます。それぞれにいろいろな種類のものが販売されているため、購入時にはあらかじめ形状の確認をしておきましょう。
２．使い方
水耕栽培の肥料は、野菜や植物の種類によって使い方がそれぞれ違います。育てている野菜や植物の種類に合わせ、水で薄める倍数を変えて希釈します。これを間違えると、思ったような効果が出なかったり、反対に肥料が効き過ぎて植物が負けてしまう恐れがあります。
３．時期
水耕栽培で肥料を与える時期も野菜や植物の種類によって違うため、与える時はそれぞれの種類にとって適切なタイミングを見計らうようにしましょう。
時期を見逃さないように、事前に与えるべき時期を確認しておくことが必要です。
特に肥料が重要な役割を果たすのは、発芽から茎が伸びる時期と実をつける時期。この時期にはしっかりと栄養を与える必要があります。
４．成分
水耕栽培の肥料にはさまざまな成分が含まれています。具体的に含まれる要素は以下の通りです。
〇多量要素：窒素・リン・カリウム
〇中量要素：カルシウム・マグネシウム・硫黄
〇微量要素：鉄・マンガン・ホウ素・亜鉛
土耕栽培の場合は、土自体に栄養があるのでそこから栄養吸収できます。しかし水耕栽培の場合、植物は水から栄養を吸収するほかないのですが、水にはほとんど栄養は含まれていません。栄養を十分与えるためには肥料を与えることが重要なのです。
《水耕栽培士資格の口コミ》
水耕栽培士は、水耕栽培を使った野菜の育て方に関してあらゆる知識を持っていることが証明される資格です。
ここで水耕栽培士の資格を取得した人たちの口コミを見てみましょう。
・水耕栽培は室内でもできるので、庭や広いバルコニーのない我が家にピッタリです。
・豆苗などなら簡単にできますが、やはり収穫しがいのある野菜を育てるには今回の資格を目指すぐらいの基本知識は必要だとわかりました。
・幅広い知識が得られたので、自宅で水耕栽培を始め、緑のカーテンにも挑戦しようと思っています。
