人間同士の場合は、コミニケションを取る時に視線を合わせたり、顔を見たりするものです。しかし犬が目をそらさない場合は、人間同士と同じ意味があるというわけではありません。
１．目を合わせるのは威嚇している時
動物同士で目を合わせる時には、相手に敵意を持っていたり、威嚇したりという気持ちがあらわれています。これは飼い主と犬の間で起きることもあるのです。
例えばまだ上下関係がはっきりしない場合や、家庭の中で自分が優位に立っていると思い込んでいる場合などに、飼い主が自分の言うことを聞かないと目を合わせることが少なくありません。
このような場合は、飼い主の方が立場が上であることをきちんと理解させる必要があります。
２．じっと見つける犬には注意
飼い主だけでなく、他の犬でも目をじっと合わせる犬には注意が必要です。特に吠えたり牙をむきだしたりしている時は、強い敵意を持っている証拠です。危険なので早めに対処しなければなりません。
３．例外もある
このように目を合わせてくる犬には注意するべきですが、中には例外もあります。
・気づいてほしい
例えば飼い主の関心が他の人や犬に向いている時、自分に気付いてほしくて目を合わせてくるときがあります。またごはんや遊びなど、要求することがある時も、飼い主の視界に入って目を合わせようとします。
・叱られた後
そして叱られた後に目を合わせようとしてくる犬もいます。これは飼い主に不満を持っていたり、服従したくないというわけではありません。叱られたことで不安を感じ、緊張していて上目遣いで飼い主を観察してくるのです。
・ぼんやり見ているだけ
老犬の場合は視力が低下し、視界がぼんやりしているのでたまたま飼い主の方向を見ているという場合が少なくありません。
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