動物好きな方なら、動物と関わる仕事がしたいと思ている人も多いでしょう。ひと言で動物に携わるといっても、動物との関わり方や仕事内容などで異なるさまざまな仕事があります。
１．動物に関わる仕事の種類
・飼育に関する職種
例えば動物園や水族館の職員と聞くと、動物の世話や来園者への解説などが思い浮かぶかもしれませんが、その他にも動物の生態や繁殖のための調査や、研究を行うことも園にとって欠かせない仕事です。
そして飼育に関する仕事では、競馬場やモンキーパーク、ふれあい牧場といった動物と接することができるレジャー施設での仕事もあります。
・畜産系の職種
酪農や養豚、養鶏など、動物を育てて出荷するのも動物に関わる重要な仕事です。これらの畜産系の仕事をしたい場合は、自治体の役所などが窓口になっているケースがあります。
・ペット産業計の職種
動物に関する仕事で最も従事している人が多いのが、ペット産業系の仕事です。これらの仕事には、ペットショップのスタッフ、トリマー、動物病院のスタッフなどが含まれます。また最近では猫カフェやドッグカフェといった、動物専門のカフェのスタッフも増えてきています。
２．特別な知識が必要とされる仕事
動物に関わる仕事には、獣医師や動物看護士のような資格が必要な仕事もありますが、中には資格は必要ないものの専門知識や経験が必要とされる仕事もあります。
・ブリーダー
ブリーダーは、正しい血統を持つ犬や猫などを計画的に繁殖させるのが仕事です。
犬や猫は同じ種同士を交配させなければ、遺伝的形態を引き継げなくなってしまいます。かといって血縁が近い個体同士を交配し続けると、遺伝的疾患が生まれてしまいます。ブリーダーはそれを防ぎながら、計画的な交配をするのです。その他にもしつけのアドバイスや、引き取られるまでの飼育もしなければなりません。
・アニマルセラピー（動物介在療法士）
アニマルセラピーは訓練された動物を介在させることで、人間の気持ちを癒したり、リハビリによる体力回復をサポートします。特に資格は必要ありませんが、民間の専門学校や通信講座でその知識や技術を身につけることが必要になります。
・ペットシッター
ペットシッターは飼い主が何らかの事情で動物の世話ができない場合、飼い主に変わって世話をする職業です。多くの場合飼い主の自宅に訪問し、ペットの世話をするため、生活環境や性格に対する理解と動物への愛情が欠かせない仕事です。
《犬・猫ペットブリーダー資格の口コミ》
犬・猫ペットブリーダーは、家庭の犬や猫の繫殖、改良について、基礎的な知識を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミをご紹介しましょう。
・ブリーダーとして専門的な知識を得るために取得しました。お客様の希望に沿った繫殖の手助けをしていきたいです。
・ブリーダーとしての開業の準備を理解できました。問題になっている、繫殖を終えた親犬や親猫たちのその後についても考えていきたいと思います。
・ペットショップ開業のため、自分の持っている知識の確認ができ、資格があることでお客様からの信頼が得られるというメリットもあり、取ってよかったと思います。
