お菓子には、作られたその日に食べなければならない「生菓子」と、数日~数週間は保存できるものの出来るだけ早く食べたほうがいい「半生菓子」、長期保存ができる「干菓子」があります。和菓子の中には半生菓子がいろいろとあり、お茶会の席やお茶請けとして利用されています。
1.あん菓子
あんを使った半生菓子の代表的なものは、こしあんを小さく丸め玉状にして表面を固めた石衣(いしごろも)や、あんこ玉があります。
2.おか菓子
最中や鹿の子のことをおか菓子と言います。別の製造方法で作り上げたものをひとつの和菓子に作り上げたものです。
3.焼き菓子
カステラはもともとは南蛮菓子ですが、今では和菓子のひとつとなっています。和菓子の代表的なものでは、桃山、茶通(ちゃつう)、卵の黄身と和三盆、餅粉を使った黄身雲平(きみうんべい)が焼き菓子に分類されます。
4.練り菓子
白玉粉などに砂糖を入れ、練り上げた求肥(ぎゅうひ)は、練り菓子に含まれます。
5.砂糖漬け菓子
和菓子の砂糖漬けと言えば、甘納豆です。他にも柑橘類の文旦の砂糖漬けも有名です。甘納豆にはいろいろな種類があり、大豆や小豆、黒豆などの他、サツマイモを使った芋納豆などもあります。
6.流し菓子
寒天やゼラチンを使いながら、日持ちを長くしたものです。夏の代表的な和菓子である錦玉羹(きんぎょくかん)や羊羹は、半生菓子に分類されるものもあります。
《和菓子パティシエ資格の口コミ》
和菓子パティシエは、和菓子に関する幅広い知識を身につけているだけではなく、日本各地の郷土和菓子についての知識を持っていることが証明される資格です。
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・和菓子は経験を積んだ職人さんだけにしか作れないと思ってましたが、簡単なものなら作れそうです。
・自然由来のものを使った和菓子を子どものおやつに作っています。
・洋菓子に比べ、すごくヘルシーな和菓子を見直しました。ダイエット中でも食べられるのがうれしいです。