愛犬の伸びたひげを見て、切ったほうがいいのか?切らないほうがいいのか?迷ったことがある人は多いのではないでしょうか。ひげは口周りだけでなく、目の上(眉)やあごにも生えています。ひげは「触毛」と呼ばれ、野生の時代には周囲の情報収集など、感覚器官として使われていました。しかし現代までに品種改良されるうち、その感覚は失われてきています。
そんな犬のひげにはどんな役割があるのでしょうか。
1.犬のひげの役割
・毛根には神経と血液が流れている器官がある
犬のひげは一見、他の毛と同じように見えますが、実は根本的に構造が違っています。
ひげは毛根に神経と血液が流れている器官で、周囲の状況を察知する、平衡感覚を保つといった機能もっています。同じひげでも猫の場合は、狭い場所を通り抜けるといった繊細な感覚を持っているものです。しかし犬の場合は猫とは生活の環境が異なるため、それほど繊細な感覚器官ではありません。
・高齢犬になると大切な感覚器官になる
しかし犬のひげは老齢になると更に役割が増えてきます。
年をとって視力が弱ったり、嗅覚が衰えてくると、ひげがその代わりの役目をするのです。もちろん視力や嗅覚を完全に補うことはできませんが、その代わりにひげが触れることで周囲に何があるのかを感じ取る役割を担ってくれます。
2.犬のひげを切る理由とは?
このような役割をもつひげは切ってもいいのでしょうか?
結論から言えば切っても切らなくてもかまいません。というのも犬は適応能力が高いため、ひげがなくなってもそれ以前と同じような生活が送れるからです。
ひげを切るのは外見上や美容の面の意味が強いのです。長毛の犬をぬいぐるみのように見せたければひげをカットすることもあり、逆に自然なままにしておきたければ切らずにいる人も多いようです。
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