日本生活環境支援協会

誰にでも日常生活の中にひとつぐらいは好きなことがあるはず。そんな見過しそうな”好きなこと”を極めたスペシャリストであることを認定するのが日本生活環境支援協会です。

テキーラの原料”アガベ”とは?~日本生活環境支援協会トリビア

日本生活環境支援協会のブログへようこそ!

ここでは日本生活環境支援協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。

 

有名なお酒のひとつ「テキーラ」の原料は何か知ってますか?

 

「サボテンでしょ!」という人!

 

間違いです!

 

正解は「アガベ」。

 

アガベとは?】

アガベは日本語で「リュウゼツラン(竜舌蘭)」といいます。

 

でもランの仲間ではなく、リュウゼツラン科でアロエに近い多肉植物です。

 

アガベには200もの種類があるとされていますが、どれでもいいというわけではありません。

 

アガベ・アスール・テキラーナウェーバー」(英名:ブルーアガベ)でなければテキーラの原料にはできません。

 

しかも認定機関の規則で、メキシコ国内の限られた地域で育った「アガベ・アスール・テキラーナウェーバー」を51%以上使用しなければならないのです。

 

そしてテキーラを作ることが許されているのはメキシコだけ。

 

このアガベ・アスール・テキラーナウェーバーの主産地もメキシコです。

 

【原料になる部分は土の中】

テキーラの原料になるのは、根の部分で球茎です。

 

アガベは生育が遅いことで有名で、テキーラの原料として育つには6~12年もかかるそうです。

 

中でも10年以上のものでできたテキーラは高級品とされています。

 

その球茎の部分は、スペイン語でパイナップルという意味の「ピニャ」と呼ばれます。

 

その名のとおりパイナップルにソックリ!

 

違うのはそれがとても大きく、重さは30~100㎏にもなることです。

 

そんなにも大きく原料に適した時期を見極めるには熟練の腕が必要。

 

その人たちは「ヒマドール」と呼ばれます。

 

ヒマドールたちは専用の道具を操りながら、ピニャを根から切り離していくのです。

 

アガベが育つ環境】

テキーラの原料になれるアガベになるにはそれに合った環境も必要です。

 

標高が600~1800m、年間250日以上の晴天、平均気温20度以上。

 

そんな条件を満たせるのはごく限られた地域です。

 

だからこそテキーラになるアガベの価値が高くなるのですね。

 

日本生活環境支援協会には日常生活に関する資格が豊富です。ぜひチェックしてみてください。