日本生活環境支援協会

誰にでも日常生活の中にひとつぐらいは好きなことがあるはず。そんな見過しそうな”好きなこと”を極めたスペシャリストであることを認定するのが日本生活環境支援協会です。

おせち料理の中身には深い意味がある①~日本生活環境支援協会トリビア

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ここでは日本生活環境支援協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。

 

日本生活環境支援協会には、料理を始め日常生活に関連した資格がたくさんあります。

 

日本古来から伝わる伝統的な料理のひとつおせち料理

 

おせち料理にはたくさんの種類の具材がつまっています。

 

このひとつひとつに意味があることはわかっているのですが、その細かな内容まで知っている人はそう多くはないかも知れません。

 

おせち料理は上から一の重、二の重、三の重と、めでたさを重ねるという意味で重箱に詰められています。

 

上から順番に見ていきましょう。

 

1.一の重

一の重に詰められる具材は、甘めの口取りや酒の肴になるようなものです。

 

○黒豆(黒大豆)

黒は邪悪なものをよける色として、豆は「まめに働いて暮らす=勤勉と健康」を願って入れられます。

 

数の子(鯑)

ニシンの卵である数の子。その卵の数の多さから子孫繁栄を意味しています。

 

ニシンは「春告魚」と書くこともあることから縁起が良く、「二親」という当て字で両親の長寿を願います。

 

○田作り(ごまめ)

田作りになるカタクチイワシは田畑の肥料として使われていました。

 

五万俵も収穫できたこともあることから、「五万米」と書いて「ごまめ」とも呼ばれます。

 

そのことから五穀豊穣を願うものです。

 

○たたきごぼう

土の中にしっかり根を張ることから、その土地に家業が根付き繁栄することを願うものです。

 

○紅白かまぼこ

その形が日の出に似ているので、新年にふさわしいとされています。

 

また紅は魔除けや喜び、白は神聖さを表します。

 

○伊達巻

巻いたところが書物や掛け軸などの巻物に似ていることから、学業成就を願います。

 

○昆布巻き

昆布は「広布(ひろめ)」とも呼ばれて「広める」という言葉に、また「こぶ」は「喜ぶ」に通じるので縁起がいいとされています。

 

○栗きんとん

栗は勝ち栗と呼ばれ勝負ごとに縁起がいいとされます。

 

またきんとんは「金団」の文字をあて金運の上昇を願いました。

 

おせち料理には深い意味が込められているんですね。

 

次に続きます・・・