日本生活環境支援協会

誰にでも日常生活の中にひとつぐらいは好きなことがあるはず。そんな見過しそうな”好きなこと”を極めたスペシャリストであることを認定するのが日本生活環境支援協会です。

一昔前の炊飯の常識、今は非常識!~日本生活環境支援協会トリビア

日本生活環境支援協会のブログへようこそ!

ここでは日本生活環境支援協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。

 

炊飯器のご飯が炊けたら、どうしてますか?

 

しばらく時間を置いてからふたを開けていますか?

一昔前までは「蒸らし」の時間が必要でしたが、実は今は炊飯器が自動でやってくれるので待つ必要はないんです。

 

そう、昔の常識は今の非常識なんです!

 

✖ お米をギュッ!ギュッ!と研ぐ

今はやさしく研ぐだけでいいんです。

 

力を入れて研いでいたわけは

お米に軽く傷をつけて水分が浸透しやすくするためと

臭みのもとになる糠を取るためでした。

 

でも今は精米技術が進歩したことで、昔ほどお米が硬くないし、糠もほとんど残ってないんです。

 

強く研ぐと、反対に米が割れてしまい、炊き上がりにべたつきが出てしまいます。

 

✖ 水が透明になるまで研ぐ

透明になるまで研いではいけません。

 

お米が見える程度の薄い濁りがある程度で大丈夫です。

 

すすぎ過ぎはむしろお米を傷めてしまいかねません。

 

✖ ザルを使って研いだり、ザル上げをする

ザルを使うとお米が傷ついてしまいます。

 

昔はザル上げをしていました。

 

でもザル上げをすると、お米がどんどん乾燥してしまいます。

 

するとお米が割れやすくなるんです。

 

ザルを使って研ぐのも、網目に米粒がはまってしまって割れやすくなります。

 

ただし一升程度のお米を研ぐ場合はザル研ぎがいいとされています。

 

✖ 研いだお米はしばらくおいて吸水させる

必要ありません。すぐスイッチを入れましょう。

 

最近の炊飯器は、スイッチを入れた後に自動で浸水が行われるように設定されています。

 

そして前述したように炊き上がったらすぐ開けてOK!

 

ちなみにお米を研ぐ時にお米は1回目に水を入れた時点で、吸水できる水分のうち約6割を吸いあげます。

 

だから最初に入れる水は、浄水器の水やミネラルウォーターがおススメ。

 

日本生活環境支援協会には日常生活に関連した資格がたくさんあります。あなたもトライしてみませんか?