日本生活環境支援協会のブログへようこそ!
ここでは日本生活環境支援協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
日本生活環境支援協会には、健康に関する資格もあります。
シーラカンスやカモノハシと同じように、カブトガニは「生きた化石」といわれています。
最古の化石はなんと!4億5千万年まえのもの。
なぜこんなに長い間、形を変えず生きてこられたのでしょう?
それはカブトガニの身体の中にめぐる血液に理由があるんです。
【カブトガニの血液は青!】
まず人間と大きく違うのは、その血液が青いということ。
人間の血液が赤いのは、血液中のヘモグロビンが鉄を含んでいるから。
鉄は酸化すると赤くなります。
カブトガニの血液が青いのは、鉄ではなく「銅」を含んでいるからです。
銅は酸化すると青になるというワケ。
【独自の防衛システムをもつカブトガニ】
それと同時にカブトガニには、バクテリアなどと戦う白血球がありません。
つまり免疫機能を持っていないんです。
そう、もしも身体の中にバクテリアが入ってしまったら死んでしまいます。
でも生きた化石といわれるほど無事に過ごしてきたワケは、その青い血の中にカブトガニしか持っていない化学物質を持っているからなんですねえ~
毒をもつバクテリアやウィルス、菌類を、その化学物質を使って固めちゃってなかったことにするんです。
それは血球が敵を発見すると、コアグロゲンというたんぱく質を出し、バリアで広がらないようにするという方法。
更に傷口もふさぎ、感染を防ぎます。
【あなたも恩恵を受けてるはず!】
ところであなた、注射したことありますよね?
それはイコール、カブトガニのおかげです。
注射の中の溶液が無菌の状態かどうかを、カブトガニのコアグロゲンが検査してくれているのです。
カブトガニは生きた化石であると同時に、絶滅危惧種でもあります。
そんなカブトガニの貴重な血液に人間は救われているってこと、今度注射する機会があったら必ずや思い出し、カブトガニに感謝してくださいね!
日本生活環境支援協会には健康や美容、住まいといった日常生活に関連した資格がたくさんあります。
ぜひアクセスしてみてくださいね。