日本生活環境支援協会

誰にでも日常生活の中にひとつぐらいは好きなことがあるはず。そんな見過しそうな”好きなこと”を極めたスペシャリストであることを認定するのが日本生活環境支援協会です。

江戸時代の日常生活 ”仕事”~日本生活環境支援協会トリビア

日本生活環境支援協会のブログへようこそ!

ここでは日本生活環境支援協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。

 

今の日常生活は電気やガスもあり、車や電車、買い物にも便利な生活です。

 

でも昔の人たちはどうしていたのでしょう?

 

例えば江戸時代の人たちは?

 

【武士の仕事は結構楽だった】

江戸時代はそれまでの戦乱のが終わって、「太平の世」といわれる200年以上も安定した時代でした。

 

なので、武士もそんなに人数は必要なかったんです。

 

仕事も結構楽ちん♪

 

例えばお城の警備もあるにはあるけど、平和だから1日夜勤したら2日休みなんてこともあったそうです。

 

もっとスゴイのは実質仕事をしていないのに、食べられるくらいのお給料をもらっていた武士もいました。

 

でも中には給料が少なすぎて生活が苦しかった人もいて、そういった人たちは内職に励んでいました。

 

そのとき作られたのは、今では名産品となったもの。

 

鈴虫(代々木千駄ヶ谷)、金魚・朝顔下谷御徒町)、植木(大久保百人町)、春慶塗(青山百人町)などは、武士(御家人)の内職から生まれたものです。

 

【町人の仕事はキツイ!】

江戸時代は12歳ごろになると、商家に丁稚として奉公に出るのが当たり前でした。

 

「奉公」とは仕事をして給料をもらうのではなく、一人前の人間に育てる約束をして子供を預かることでした。

 

ですから食事は三食出るものの粗末で、外出も銭湯以外は許されず門限も厳しかったということです。

 

給料も出ません…

 

1年目は掃除、雑役、使いっ走り。2年目は下駄と番傘の管理。3年目は店で使う道具の手入れと管理。

 

あまりに辛くて2年目には半分ぐらいの子がやめてしまっていたそう。

 

4年目以降は現代でいう店員さんになるのですが、ここでも売上げの計算が合わないと合うまで寝られない、門限破り5回でクビなどかなり厳しい。

 

このような激務に耐え抜いた人たちだけが、のれん分けなど成功を収めるわけですがなかなか難しかったようです。

 

日本生活環境支援協会には日常生活に関連した資格がたくさんあります。あなたもトライしてみませんか?