日本生活環境支援協会

誰にでも日常生活の中にひとつぐらいは好きなことがあるはず。そんな見過しそうな”好きなこと”を極めたスペシャリストであることを認定するのが日本生活環境支援協会です。

ひとりぼっちはイヤ!寄生植物~日本生活環境支援協会トリビア

日本生活環境支援協会のブログへようこそ!

ここでは日本生活環境支援協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。

 

寄生植物という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 

寄生虫ならよく聞きますよね?

 

その植物版といえるのが寄生植物です。

 

その多くは葉を持っていません。

 

葉がなければ葉緑素を持たないわけで、光合成ができません。

 

光合成ができないと栄養分が自分で作れません。

 

だから他の植物からちゃっかり栄養を頂戴するわけです。

 

全面的に宿主から栄養を吸い取るものを「全寄生植物」、半分は自分で用意するものを「半寄生植物」と言います。

 

1.ナンバンギセル

宿主はススキやミョウガ、サトウキビ、イネ科の植物です。

 

よってサトウキビ畑では大害草として嫌われています。

 

万葉集にも出てくるかなり歴史ある寄生植物です。

 

2.ラフレシア

ラフレシアと検索すると、寄生植物よりもポケモンが出てきます…

 

世界最大の花といわれるラフレシアは、葉がウロコのかけらのようになってしまって(鱗片化)茎にくっついていいるので一見葉がないように見えます。

 

でもその葉にも葉緑素がありません。

 

漢方として乱獲されたり森林開発などで、絶滅の危機に瀕している気の毒な植物でもあります。

 

3.ハマウツボ

主にカワラヨモギという植物に寄生します。

 

こちらにも葉はありません。

 

4.ヤドリギ

映画などで聞いたことがある人もいるのでは。

 

西洋ではこの木の下で男女がキスをすると、幸せになれるという言い伝えがあります。

 

ヤドリギは「宿り木」と書き、その通り木に寄生します。

 

その寄生の仕方は種から始まります。

 

果実の中にある種はネバネバしていて、鳥が食べた後もネバネバのまま。

 

鳥は体を軽くするために木から飛び立つときに糞をします。

 

その時に木にくっついたネバネバの種が、首尾よく木に食い込んで寄生するというわけです。

 

なかなかの戦略家ですね。

 

日本生活環境支援協会には日常生活に関連した資格がたくさんあります。あなたもトライしてみませんか?