そのままでもケーキなどのスウィーツとしてもよく食べられるフルーツ。旬のフルーツはジューシーでおいしいですよね!
前回は夏が旬のフルーツをご紹介しました。
ここでは秋のフルーツをご覧ください。
3.秋が旬のフルーツ
○柿*10~11月
最も有名で出荷量が多い品種「富有柿」は、岐阜県瑞穂市が発祥の地です。
ヨーロッパやアメリカでは日本から伝わったフルーツなので、「kaki」といわれます。
柿の品種は1000種類近くあるとされています。
日本では甘柿と渋柿分けられ、その中で甘柿の品種はわずか20種類足らずしかありません。
○ぶどう:9~10月
ぶどうは国内外に産地がたくさんあり、品種も多いことから早いものでは6月から出回り始めます。
ただおいしいのは8~10月のぶどう。
○栗:9~10月
有名なのは京都の「丹波栗」ですが、これは品種名ではありません。
丹波地方でとれる大粒の栗を指す名前です。
栗の収穫量が多いのは茨城県で全泰の約3割を占めています。
常温で保存すると虫がわきやすいので5℃以下の低温で保存します。
○イチジク:7~10月
漢字では「無花果」と書きます。
花が実の中で咲いて、花が咲いていないように見えることからこう書かれるようになりました。
そのことからもわかるように、食べている部分は果実ではなく花の部分なのです。
ちなみにアダムとイブの「禁断の果実」とはこのイチジクのことです。
○ゆず:10~12月
「青玉」と呼ばれる青い実のゆずの旬は7~8月です。
これは柚子胡椒に使われます。
その後黄色く熟したものが薬味などとして出回ります。
ゆずの収穫量が最も多いのは高知県で全体の半分近くを占めます。
○みかん:9~1月
一般的な日本のみかんと言えば「温州(うんしゅう)みかん」のことです。
早生(わせ)は9月ごろから出回りますが、本来の旬は11~1月です。
次は冬に旬を迎えるフルーツです。
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