日本生活環境支援協会

誰にでも日常生活の中にひとつぐらいは好きなことがあるはず。そんな見過しそうな”好きなこと”を極めたスペシャリストであることを認定するのが日本生活環境支援協会です。

動物園の動物はどこから?~日本生活環境支援協会トリビア

日本生活環境支援協会のブログへようこそ!

ここでは日本生活環境支援協会の資格でペット、動物にちなんだトリビアをご紹介します。

 

子どもの頃から親しんできた動物園。初めて日本にできた動物園は東京の上野動物園です。1882年(明治15年)のことです。

 

始めはキツネやタヌキ、犬など当時どこにでもいた動物がいただけでした。今では多くの珍しい動物たちが見られるようになりましたね。

 

この動物たちいったいどこからやって来るんでしょうか?アフリカなどにいる動物を連れてくる?専門の動物飼育をしているところから連れてくる?

 

いいえ、実はほとんどは他の動物園からやって来るんです。

 

方法は4種類。

・譲渡

・交換

・購入

・寄贈

・保護

・ブリーディングローン(BL)

 

この最後のブリーディングローンというのは、繁殖を目的にした貸し借りの契約のことです。

 

ずっと同じ動物園にいれば、当然のことながらみんな順番に死んでしまい、最後は全部の動物がいなくなってしまうでしょう。

 

運よく子供が生まれても、更にその先も生まれたとしてもどんどん血が濃くなり、その種は途絶えてしまいます。

 

そのようなことがないように、動物園同士でブリーディングローンを行うわけです。

生まれた子供をどうするかは、事前に動物園の間で取り決めておきます。

 

この制度には購入費もかからず、貴重な動物たちの移動が活発になるというメリットがあるんです。

 

それでも国内だけでは限りがあるので、もちろん国外の動物園とのやり取りもあります。中国とのパンダのブリーディングローンは有名ですよね。

 

もともとの所有者をそのままにしておくブリーディングローンは、希少な動物は動物園(水族館)の持ち物ではなく世界共通の財産という考え方で成り立っているんです。

 

この方法によって多くの動物の繁殖が成功しているということです。

 

この裏側では動物の搬入搬出に大変な苦労があるようですよ。動物園のサイトを見てみるとそんな様子もわかるかもしれません。

 

日本生活環境支援協会の資格には、動物に限らずハンドメイドや料理など身近な資格がたくさんあります。ぜひ一度アクセスしてみてくださいね!