日本生活環境支援協会のブログへようこそ!
ここでは日本生活環境支援協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
最近「朝起きられない」「なんとなく体がだるい」「頭痛がする」といったことはありませんか?
それ、もしかしたら「気象病」かもしれません。
気象病とは天気の変化で起こる体調不良のことです。
季節の変わり目になると体がだるくなったり、梅雨時になると古傷が傷むなどとよく言いますよね。
気象病の症状には痛みやめまい、低血圧、頭痛、ぜんそく、うつ病などさまざまなものがあります。
気象病は「不定愁訴」といって、症状はあるのに病院の検査では異常が見つからないことが多いんです。
そのため周囲の人にその辛さがわかってもらえなくて、これまで会社や学校を休みがちになったり、ひどいと退職や不登校になってしまった人もいるようです。
特に気圧の変化は自律神経の乱れを引き起こし、気象病にの原因になるのではないかと
いう研究が進められているそうです。
台風はその最もわかりやすい例です。気圧の変化が激しく気象病が起きやすい状態で、例え台風が遠ざかってもその症状はなかなか治まりません。
ただ台風の場合は予報が早く出るので、早めに薬を飲むなどして予防もできるそうです。
そして最近は局地的な豪雨や急な気象変化が増えているので、今まで気象病にかかったことがない人でも起こるようになったという例も増えているといわれています。
次のような人は特に気をつけましょう。
【今後気象病になりやすいタイプの人】
・乗り物酔いしやすい
・自律神経のバランスが崩れやすい
でも「本当に気象病なのかな?」と、よくわからない人もいるかもしれませんね。
・起きた時の状況や日時
・症状や期間
・症状が起きた前後の生活の様子
などをメモしておき、天気の変化(季節の変わり目や天気が大きく変化する前後、気温差が大きい日)と合致するかどうかを考えてみましょう。
できるだけ早く対処して体調不良を避けたいものですね。
日本生活環境支援協会では、日常生活のプロと言える人にだけ与えられる資格がたくさん用意されています。一度アクセスしてみてはいかがでしょうか。