日本生活環境支援協会

誰にでも日常生活の中にひとつぐらいは好きなことがあるはず。そんな見過しそうな”好きなこと”を極めたスペシャリストであることを認定するのが日本生活環境支援協会です。

玄米のメリット・デメリット~日本生活環境支援協会トリビア

日本生活環境支援協会のブログへようこそ!

ここでは日本生活環境支援協会の「ダイエットアドバイザー」にちなんだトリビアをご紹介しましょう。

 

玄米はダイエット食や健康食としてよく知られていますよね。

 

でもどんなものにもメリッととデメリットがあるように、玄米にも弱点はあります。

 

両方をよく知った上で、役立てていきましょう。

 

1.玄米と白米を比べると?

玄米と白米の大きな違いは、その栄養価です。

(白米を1とした場合の玄米との比較)

 

・食物繊維 ➡ 6倍

・カルシウム ➡ 約2倍

・鉄分 ➡ 約3倍

葉酸 ➡ 約2倍

ビタミンB1 ➡ 約5倍

ビタミンB2 ➡ 2倍

・リン ➡ 約3倍

 

などとなっています。

 

なぜ白米より玄米の方が健康にいいといわれるかわかりますね。

 

2.玄米のメリット

○ダイエット効果

玄米に多く含まれる食物繊維が、排便を促し便秘を解消してくれます。

 

また歯ごたえがいいため、噛む回数が多くなって満腹感が得られます。

 

玄米はカロリーが特に低いわけではありませんが、このような理由でダイエット効果があるといわれるのです。

 

○糖尿病予防になる

糖尿病は現代病であり、生活習慣病でもあります。

 

玄米はGI値が低く、血糖値が上がりにくい食べ物で糖尿病の予防にもいい食べ物です。

 

○ストレス軽減効果

玄米に含まれるGABA(アミノ酸の一種)という栄養素には、ストレス軽減効果があるとわかっています。

 

またカルシウムにも、神経を安定させる効果があるといわれています。

 

3.玄米のデメリット

○消化に悪い

メリットである「噛む回数が増える」ということが、その裏返しでよく噛まないと消化に悪いというデメリットになります。

 

しっかり炊かないと特に消化に悪くなるので、注意が必要です。

 

初めて玄米を食べる人には、食べやすい3分づき米か5分づき米がおすすめです。

 

残留農薬の可能性がある

残留農薬は玄米のヌカ部分に含まれているといわれています。

 

できれば無農薬栽培か減農薬栽培を選びましょう。

 

玄米のデメリットは気をつければ、十分避けられることです。

 

健康やダイエットに玄米を食べる時には、デメリットをよく理解したうえで活かしましょう。