日本生活環境支援協会

誰にでも日常生活の中にひとつぐらいは好きなことがあるはず。そんな見過しそうな”好きなこと”を極めたスペシャリストであることを認定するのが日本生活環境支援協会です。

被災者に聞いた「なくて困ったもの」~日本生活環境支援協会トリビア

日本生活環境支援協会のブログへようこそ!

ここでは日本生活環境支援協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。

 

災害列島と言われる日本ですが、ここ数年は特に大きな災害が増えていますよね。

 

そこで万が一とは言えなくなってきた災害時に、実際に体験した人が感じた「なくて困ったもの」を見ておきましょう。

 

1.明かり

・意外に本数が足りなかった懐中電灯消防団20人のうち持っていたのは5人だけだった。

 

・ヘルメットに付けられるヘッドライトが両手を使えて便利。持っている人がうらやましかった。

 

・電気のある生活に慣れてしまっているので、夜の本当の「闇」に苦労した。10分で行ける場所まで1時間かかった。

 

・懐中電灯はあったが、電池が用意してなくて困った。

 

・ランタンも用意しておくべきだった。

 

2.モバイルバッテリー

・安否確認や災害情報だけではなく、特に子育て世代は学校との連絡や病院の情報収集にスマートフォンは必須。

 

・停電時、肝心のモバイルバッテリーを準備していなくてすごく後悔した。

 

3.ウェットティッシュなど

・災害時は思うように水が使えないので、子供の手や口を拭くのにウェットティッシュは欠かせない。

 

・特に暑い時季だったので、「無水シャンプー」や「身体ふき用のシート」、「液体歯磨き」を準備しておけばよかったと思った。

 

4.トイレ

・仮設トイレは段が高い和式トイレが多く、高齢者や子どもには使いにくかった。段ボールなどを使った簡易トイレを買っておけばよかった。

 

・地域の講習に参加して、簡易トイレの作り方を習っておけばよかった。

 

ある調査では被災者の方たちうちの90%以上が防災の準備をしていなかった、あるいは不十分だったと思っています。

 

また約90%が、「被災したことで備えに対する考え方が変わった」と答えているそうです。

 

自分の家庭に本当に必要なものは何なのかをよく調べた上で、災害対策の準備をしたいものですね。

 

日本生活環境支援協会には、日常生活のプロにだけ与えられる資格が豊富にそろっています。あなたも一度チェックしてみませんか?