日本生活環境支援協会のブログへようこそ!
ここでは日本生活環境支援協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
日本生活環境支援協会には住まいに関連する資格もあります。
住まいにはいろいろな種類がありますよね。
その中にはちょっと違いが分かりにくいものも。
例えば「公営住宅」と「公団住宅」はいったい何が違うんでしょうか?
1.運営しているところが違う
このふたつはまず運営組織が違います。
公営住宅は各都道府県、市町村などの地方自治体が運営しています。
一方でUR賃貸住宅(旧:公団住宅)を運営しているのは、国土交通省所管の独立行政法人「都市再生機構(UR都市機構)」です。
UR賃貸住宅(旧:公団住宅)は1955年にできた「日本住宅公団」が発展してできた法人なので「公団住宅」と呼ばれるようになりました。
2.入居できる条件が違う
公営住宅は一定基準以下の収入の人でないと入居できません。
つまり収入が低くて済むところに困っている人を対象にしています。
家賃もその世帯の収入によって違います。
原則としてファミリー向けなので、単身者は入居不可です。
ただし単身でも高齢者の場合は入居可能な住宅があります。
そしてUR賃貸住宅(旧:公団住宅)は、一定基準以上の収入があることが条件です。
家賃は収入に関係なく決まっています。
単身者も入居可能です。
3.申し込み方法が違う
申込みするときに公団住宅は連帯保証人が必要ですが、UR賃貸住宅(旧:公団住宅)は不要です。
公営住宅の申し込み方法は抽選で行われますが、UR賃貸住宅(旧:公団住宅)は先着順です。
4.共通することは?
共通することもあります。
運営組織は違うものの公的賃貸住宅です。
また民間の賃貸住宅で必要な礼金や仲介手数料、敷金、更新料はどちらも必要ありません。
日本生活環境支援協会には日常生活に関連した資格がたくさんあります。あなたもトライしてみませんか?