犬のしつけの方法のひとつに「マズルコントロール」があります。マズルとは日本語で「口吻(こうふん)」といい、口の周りから鼻先にかけての部分のことを指します。そしてマズルは犬にとって大きな意味を持つものです。
ではマズルコントロールにはどんな目的があるのでしょうか。
1.母犬の代わりに飼い主が疑似的に行う
マズルコントロールは本来は母犬が子犬のマズルをくわえる行為を示しています。それを飼い主が疑似的に行うということになります。
母親のような強い立場の代わりとして、飼い主が役割を果たす必要があるためマズルコントロールを行います。
2.飼い主がリーダーであることを理解させる
飼い主がマズルコントロールを行うことで、犬は飼い主がリーダーであることを理解します。
こうすることで犬との良好な関係を築けるので、犬の安全を守る上でもとても重要なトレーニングです。
3.愛犬が安心して飼い主に従えるように行う
犬を飼い主に従わせるためには、飼い主が絶対的に安心して頼れる強い立場であることを示す必要があります。マズルコントロールを行うことで、愛犬は安心して飼い主に従えるようになるのです。
かわいそうだからと思って何もしないのは、犬にとっていいことにはなりません。しっかりとマズルコントロールを行うようにしましょう。
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