近年、ペットとして飼われている犬や猫の高齢化が進んでいます。高齢になると通常の世話に加えて食事や運動のサポート、投薬などが必要になるだけではなく、中には寝たきりになる場合もあります。
ここでは老犬や老猫の介護の内容についてご紹介します。
1.薬や療法食が必要になる
犬や猫が高齢になると、食欲がなくなったりおなかの調子を崩しやすくなったりします。
そのため専用の食事を用意する、あるいは病気を抱えてる場合は薬や療法食を与える必要があります。
2.散歩や排せつの介助
関節や骨が衰えてしまう犬猫もいます。
その場合は散歩や排せつの介助も必要です。排便や排尿がうまくいかないと、病気になる可能性が高まるので注意しましょう。。
3.入浴・シャンプーの介助
不衛生にしていると皮膚病になることがあります。ただし老犬や老猫の入浴は若い時よりも負担がかかりやすく、注意しなければならない点がたくさんあることも知っておきましょう。
特に寝たきりの場合は、排せつの度に体が汚れるので、毎日清潔を保つことが大事になります。
4.病院への送迎
定期的な通院が必要になるのも老犬や老猫によくあることです。
場合によっては自力では歩けず、車での送迎が必要になることもあるでしょう。
5.動物用の車椅子でのリハビリ
脚力が弱くなった場合は、動物用の車椅子を使うこともあります。
車椅子を使い、機能回復のためのリハビリをすることもできます。
《犬猫介護アドバイザー資格の口コミ》
犬猫介護アドザイザーは、犬と猫の介護に関する知識を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・定期的な通院をしている愛犬が介護状態になったときに備えて、この資格を取りました。
・人間と同じように犬猫の高齢化が進んでいると聞き、近い将来動物専門の介護士が必要になると考えて取りました。教室を開くことも考えています。
・最近は歳をとったペットが増えているので、動物病院での仕事に役立っています。
愛犬、愛猫の介護について知りたい方は、日本生活環境支援協会の公式サイトにアクセスしてみてはいかがでしょうか。