ペットホテルを開業するときも他業種と同じようにさまざまな準備が必要です。
前回に続き、ペットホテル経営の準備の内容をご紹介します。
５．マーケティング
まずどのような場所で開業するのか、集客しやすいか、どのような客層を顧客にするのかなど、事前のリサーチは、ホテルのスタイルやコンセプト作りに役立ちます。
また鳴き声やにおいなどが近隣住民とのトラブルを招かないように、近くに飲食店はないか、散歩できる場所はあるかなど、立地に関するリサーチもしておきましょう。
そして集客への準備も重要です。WEBサイトやSNSの活用の他、チラシや広告など、幅広い客層にホテルの存在を知ってもらうことが大事です。
６．料金設定
集客には宣伝だけでなく、料金設定も重要です。高付加価値で高めの設定にするのか、低めの設定にして最低限のサービスに徹するのかなど、ターゲットにする客層も考えながら料金設定しましょう。
料金設定が適切ならリピーター確保にも効果があります。周辺のペットホテルの料金も考え合わせて決めましょう。
７．運営書類の準備
ペットホテルではいろいろな書類にサインをもらう必要があります。
利用規約、同意書、万一のトラブルに対する説明など、運営のための書類の準備も怠らないようにしましょう。
８．提携動物病院
預かったペットが体調を崩してしまった場合に備え、対応してもらえる動物病院を探しておくことも忘れないようにします。
動物病院との提携は、ペットを預けるお客様にとって安心材料となります。
《ペットホテルソムリエ資格の口コミ》
ペットホテルソムリエは、ペットホテルの開業方法や宣伝方法、スタッフの採用、送迎方法などの知識を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミをご紹介しましょう。
・ペットホテルに限らず、経営自体が初めてなので「開業届」や「第一種動物取扱業者」などの事務手続き、宣伝の仕方など、具体的に理解でき、開業前に資格を取ってよかったと思っています。
・ペットホテルに資格は必要ないとはいえ、施設内に資格の認定証があることはお客様にも安心してもらえるので、取得した買いがありました。
・ペットホテルのメリットデメリットについて、よく理解できました。
