血統書にはその犬に関するさまざまな情報が記載されていますが、普段の生活で必要にないることはあまりありません。ではどんな場面で必要になるのでしょうか?
1.血統書が必要な場面とは?
・特定の犬種を飼いたいとき
血統書があれば、他の犬種の血が混じっていない犬を確実に選べます。
・競技会に参加するとき
血統書を必要としない競技会もありますが、厳密に同じ犬種のみの競技会に参加したいと考える場合は、血統書付きの犬でなければなりません。
・ブリーダーとして特定の犬種の繁殖を行うとき
販売する際は純血種であることを証明しなければならないので、血統書を取得するのが必須です。
2.血統書を発行するには?
・あらかじめ会員などになっておく必要がある
血統書の申請ができるのは、JKCに会員登録をしている母犬の所有者のみです。そして所有者は、JKC公認の愛犬クラブに所属していることが条件になります。更に犬舎名をあらかじめ登録しておく必要があり、それぞれ年会費として数千円程度が必要です。
・血統書の発酵に必要なもの
〇母犬の血統書
JKC登録のもの。他の団体のものは不可です。
〇交配証明書およびオス犬の血統書(コピー)
交配証明書は交配を行う際に、オス犬の所有者が作成してメス犬の所有者に渡す書類のことです。オス犬の血統書のコピーも併せて提出します。
〇血統証明書発行申請書
血統証明書を発行するための必要事項を記入する書類です。押印の箇所もあるので注意しましょう。
・費用がかかる
費用は申請する時期によって料金が異なることがあるため、あらかじめ確認しておきましょう。血統書を発行するための犬の登録は、一胎子登録と単犬登録に分かれています。一胎子登録とは同じ母犬から生まれた子犬を全て同時に登録することです。
一胎子登録の場合、生後90日以内であれば1頭あたり2,100円、91日~2年以内なら5,300円。単犬登録は国内団体からの登録であれば、1頭あたり3,200円、外国団体からの登録なら1頭当たり5,300~10,500円となります。
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