猫を飼う時に考えたい避妊や去勢。全身麻酔を伴う開腹手術は、猫にとって大きな負担となるので迷ってしまう方も多いでしょう。
ここでは猫の避妊の必要性やタイミングについてご紹介します。
1.猫の避妊手術の必要性
発情期を迎えた大きな鳴き声は猫が起きている間中続き、人間にとって我慢しづらいものです。そして猫自身にとっても非常に体力を消耗するものであり、発情しているにもかかわらず交尾できないのは大きなストレスにもなります。
そうかといって交尾してしまうと、ほぼ100%妊娠につながってしまいます。
このようなことを防げるのが避妊手術。そしてこの手術をすることは、メスの猫特有の病気予防にもなるのです。
【避妊手術の主な流れ】
手術前の体温や心音のチェック後、全身麻酔が行われ開腹手術。麻酔から手術終了までは約1時間から1時間半というのが一般的です。
オスの場合は麻酔から覚めれば退院ですが、メスの場合は一泊程度の入院となることもあります。
帰宅後は痛みで気が立っていることもあるので、落ち着くまでケースは開けず、いつも猫が過ごす場所に置いておきましょう。
2.避妊手術のタイミング
猫の避妊手術は初めての発情期前に行うのが良いとされています。これは発情する前に手術をすることで、乳腺ガンを始めとする病気予防になるからです。
一般的には猫の最初の発情期が始まるのは生後七か月だといわれていますが、中には四カ月で発情期を迎える場合もあります。
月齢と体重を合わせて時期を考える病院もありますので、避妊手術を考える場合はまず動物病院に相談してみるといいでしょう。
また発情期中は子宮が充血しているため、手術中に出血多量になる危険もあるので避けましょう。
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