本格的にDIYに取り組もう考えているなら、ぜひ知っておきたいのが素材の種類や特徴、選び方です。ここでは塗料の種類や選び方についてご紹介しましょう。
1.塗料の種類
代表的な塗料は次の2種類です。
① 水性塗料
水性塗料とは、塗料の主成分である顔料や樹脂を使いやすい状態にするための溶剤として水を使います。そのため塗料が乾く前なら、水洗いで簡単にきれいにできます。
また塗った部分が完全に乾けば、水がかかっても溶けることはありません。
② 油性塗料
一方油性塗料は、使いやすい状態にするための溶剤としてシンナーが使われているものです。
2.塗料の種類による特徴
水性塗料は水に溶けるため、ニオイが少なく、先に説明したとおり洗浄に水道水が使えるというメリットがありますが、その反面光沢が出にくいという欠点があります。
油性塗料は洗浄にペイント薄め液が必要でニオイもきつくなりますが、水性よりも密着度が高く光沢が出やすいというメリットがあります。
3.ステイン塗料の種類
塗料にはこのように大きく分けて水性と油性に分けられますが、更に種類分けするとステイン塗料、造膜塗料(ワックス・ニスなど)があります。
ステイン塗料は、木材用の塗料で油膜を張らないのが特徴。そのため木材にキズや汚れがつきやすいのですが、木目をはっきりさせることができます。安価な木材でもステイン塗料を使うことで高級感を出せます。
4.造膜塗料
・ワックス
ワックスは、木材に塗ると表面を保護する役割を果たします。塗料と合わせて使用すれば、より深みのある木の質感を表現できます。
ただし熱や水に弱いので、仕上がった後は置き場所に注意が必要です。油性なので使用時は必ず手袋をして作業しましょう。
・ウレタンニス
ウレタンニスは木材に硬い油膜を作り保護してくれます。ただし傷がつくと目立つため、丁寧に扱うようにしましょう。
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