ガーデニングでは植物選びや道具選びも大切ですが、最も重要なのが「土」です。ここではガーデニングにおける土の重要さについてご紹介しましょう。
1.ガーデニングの土作りとは?
・土の重要性
実は植物によっては、土の違いで相性があるのです。
相性がいい土を使用すれば、植物は早く生長し、花や実のつきも良くなります。しかし反対に相性の悪い土を使うと、植物は生長できないだけではなく、元気がなく色が悪くなるといった状態になり、花が咲かない、当然実もつかないということになってしまいます。
・土の役割
土にはさまざまな役割がありますが、中でも重要なのが植物に養分や水分を与えることです。植物は日光や空気だけではなく、根から栄養や水分を吸い上げて生長します。更に土は水分を保持しているため、常に必要に応じて水分やその中にある栄養分を植物は吸い上げることができるのです。
また土の中は温度の変化が少ないため、直射日光が当たっても温度が急上昇するということはありません。それだけでなく、土は植物を支える役割も担っているのです。
2.ガーデニングに良い土の条件
・通気性がいい
植物の根は呼吸しています。空気の通りが良くない土の場合、根は呼吸できなくなってしまいます。そのため空気が通りやすい風通しのいい土が必要になります。
・排水性がいい
植物に欠かせない水。その水も土の状態によっては、植物に正しくいきわたらない場合があります。例えば水を蓄えておける土でなければ、植物は水を吸い上げられません。また反対に水を吐き出すことができなければ、水がいつまでも土にとどまってしまうため、根腐れを起こす原因になってしまいます。
・保肥性
保肥性は、肥料となる成分を蓄えたり、土そのものが肥料となる成分になったりすることです。堆肥や腐葉土は微生物が寄ってきやすい土のため、保肥性が高い土だといえます。
《ガーデニングアドバイザー資格の口コミ》
ガーデニングアドバイザーは、基本的なガーデニングの知識、技術、技能を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を取った人たちの口コミをご紹介しましょう。
・ホームセンターではガーデニングに関する商品も多く、これまではできなかった適切な説明ができるようになって仕事がとても楽になりました。
・ルーフガーデンの知識も身について、屋上のスペースを活かせるようになってうれしいです。
・今までよくわからなかった病虫害の対策に強くなってたので、もう花を枯らしてしまうことはありません。