せっかく作った羊毛フェルトの作品。うっかり失敗してもやり直し方を知っていれば、無駄にならないかもしれません。
ここでは羊毛フェルトで失敗した時のやり直し方をご紹介します。
1.硬さや形についての失敗のやり直し方は?
羊毛フェルトがなかなかまとまらない時は、ある程度まで揉んで押し固めてから針で刺すと効果的です。また芯を硬く巻き直すと、全体をまとめやすくなります。
尚、全体の状態によっても対処法が多少違うので覚えておきましょう。
・範囲が狭くまだ柔らかい時
範囲が狭くまだ柔らかいなら、やり直したい部分をちぎった上で羊毛をかぶせ、刺し直すと効果的です。
また丸くしたいのに角ばってしまったという場合は、角になっている部分を重点的に指すと丸みが出てきます。
・範囲が広く硬い時
範囲が広く硬いなら、その部分をハサミで切り取りましょう。
そしてその上から羊毛をかぶせて刺し直すと、全体とうまくなじませることができます。
2.仕上がりの悩み
全体の仕上がりが柔らかすぎると、後から刺し直しても中心部がフェルト化しにくいので、最初の芯の巻き方を硬くするところからやり直す必要があります。
また表面の毛羽立ちや凸凹が気になる時は、極細のニードルで小刻みに刺すと目立たなくなります。
3.失敗を防ぐための対策も
パーツや刺繍などの装飾で失敗したら、基本的には剥がしてやり直すしかありません。
きれいに剥がせればやり直しはききます。あきらめずに試してみてください。
また二―ドルで指を刺してしまうこともあるので、安全のため指サックをするようにしましょう。
《羊毛フェルトアドバイザー資格の口コミ》
羊毛フェルトアドバイザーは、ニードルフェルトに必要な基礎知識があるだけではなく、さまざまな製作知識・レシピを習得し、適切にアドバイスできることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・ハンドメイドマーケットに出品するために取得しました。肩書きができ、技術があることを認めてもらえるので自信につながっています。
・ニードルでひたすら刺していると没頭でき、ストレス解消にもなります。作品ができた時の達成感もいいです。
・これまではお手本通りの作品しかできませんでしたが、資格習得後はオリジナルの作品も作れるようになりました。