スポーツトレーナーと言えば、以前はプロスポーツ選手のサポートとして実業団に専属し、トレーナーとして活躍するというケースが中心でしたが、一般の人がスポーツジムを利用する機会が増えた現在では、活躍の場が増えてきました。
スポーツトレーナーになるための必須の資格はありませんが、信頼感や知識の習熟を考えると資格を取るのがおすすめです。
１．筋トレインストラクター（日本インストラクター技術協会）
筋肉を鍛えるのに必要な運動とおすすめの器具、体の部位ごとの鍛え方、ダイエット効果の上がる鍛え方などを学びます。2カ月に1度実施される資格試験に合格すると資格が得られます。受験資格はなく、インターネットで申し込み、在宅で受験ができます。
２．トレーニングサポーター（日本生活環境支援協会）
トレーニング器具の正しい使い方、筋力をつけるために摂取すべき栄養素、プロテインの効果的な選び方、おすすめのストレッチの仕方などを学びます。
資格取得には年６回実施されている資格試験に合格する必要があります。受験資格は特になく、インターネットで申込み、在宅受験で70％以上の正答率で合格となります。
３．筋トレスペシャリスト（日本能力教育促進協会）
筋力に関する基礎知識、効果的な筋トレの方法など、筋力アップアドバイザーとしてのスペシャリストを目指せる資格です。
筋肉の部位ごとの鍛え方、おすすめの器具の使用方法、筋力がつくおすすめの食事メニュー、セルフトレーニングの適切な方法などを学習します。
資格取得には、協会指定の教育機関で所定の単位を取得した後に、在宅で資格試験を受験し、合格する必要があります。
４．NSCAーCPT（NSCAジャパン）
この資格では、他社のトレーニングやボディコンディショニングに対する適切な指導方法を学習します。性別・年齢問わず、さまざまなタイプの方にアドバイス及び支援を求められます。そして筋力トレーニングだけでなく、食事や医学など幅広い知識と技術も求められます。
協会主催の試験に合格することが必要ですが、まずNSCAジャパンの正式会員であることなど受験資格があります。また受験料は46,000円と高めで、敷居の高い資格と言えるでしょう。
《トレーニングサポーター資格の口コミ》
トレーニングサポーターは、トレーニングの道具の使い方、トレーニングに適した食事、プロテインの選び方、ストレッチなどについての筋トレの基礎知識があることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・スポーツトレーナーとして、トレーニングしに来る人たちそれぞれに合った適切なアドバイスができるようになりました。
・運動に関してだけではなく、バランスのいい食事も意識できるようになりました。
・トレーニング方法は年齢や性別など、人によって違うことがわかり、自分に合ったトレーニングができるようになって効果を感じています。
