猫は環境の変化などで、人間が思った以上にストレスを感じます。それは顔つきや行動の変化、食欲や排せつの変化となって現れます。またこのような行動の変化以外にも、体調不良となってしまう場合もあります。
1.泌尿器系の症状
頻尿や膀胱炎は、内臓の不調によっておこる場合の他に、ストレスが原因になることもあります。
尿マーキングは縄張りを主張するための重要な行為ですが、縄張りをはっきりさせることでストレスを軽減しようとする場合も見られます。しかし通常よりも尿の回数が増えると、腎臓や膀胱に大きな負担がかかるため、ストレスが膀胱炎、尿石症、尿路感染といった病気につながることも少なくありません。
2.消化器系の症状
交感神経の活性化によって血流が低下、胃腸の働きが衰えるだけでなく、胃酸が過剰に分泌されたり、唾液が不足することも消化器系の病気の原因になります。
もし猫に嘔吐や下痢、食欲不振といった症状がみられる場合は、ストレスが原因かもしれません。
3.心因性脱毛症
ストレスを感じると、皮膚にかゆみを感じて過剰なグルーミングをする猫もいます。
グルーミングが多すぎると、皮膚炎になってしまう場合も。
人間にもストレスが原因で脱毛が起こることがありますが、猫にも心因性の脱毛症を発症することが考えられます。
4.免疫力の低下
ストレスによる症状の中でも特に気をつけたいのが免疫力の低下です。
免疫は感染症などを予防するために非常に重要なもの。これが低下することでさまざまな病気にかかりやすくなってしまいます。
また免疫機能を調節することができなくなると、アレルギーの原因になります。
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