見た目の良さだけではなく、健康維持にも大きく影響する姿勢。パソコンやスマートフォンが普及した現代では、体のゆがみについて悩む人が増えています。
ここでは悪い姿勢の原因や、そこから引き起こされるリスクについて考えてみましょう。
1.体のゆがみが起こる原因
・重力に逆らっている
身体がゆがむ大きな原因には、そもそも人間が重力に逆らう姿勢をとっていることが挙げられます。
二足歩行の人間は上体を垂直に起こし両手を自由に使えるわけですが、これは重力に逆らった姿勢です。これによって骨や関節、筋肉に大きな負担がかかっているのです。
そしてその影響で、バランスをとるために全身の筋肉が酷使されて硬くなり、知らず知らずのうちに少しずつ体がゆがんできてしまうのです。
・日常の生活習慣
例えばスマホを見る時には、首を必要以上に下げてしまい、本来の姿勢と比べてかなり不自然な形になっていますよね。毎日何時間もそんな姿勢をとっていれば、体がゆがむのも当然です。
また「椅子に座る時に足を組んでしまう」「ヒールなどの歩きにくい靴を履いている」「カバンを持つときはいつも左右どちらかにかたよっている」など、日々の行動の積み重ねも体のゆがみを蓄積しているのです。
2.悪い姿勢によって引き起こされるリスク
・健康への影響
悪い姿勢を続けていると、全身の筋肉を必要以上に緊張させ、こわばらせている状態のため、血流が悪くなり、肩こりや腰痛を引き起こしやすくなっています。
血流が悪くなれば冷え性などの不調が、また無理矢理使う筋肉がある一方で使えていない筋肉もあることから筋力低下にもつながります。
・見た目への影響
悪い姿勢は猫背などの外面的な悪影響も及ぼします。
また無理な姿勢を続けることによって、背中だけでなく、足や腰など、全身のボディラインを崩す原因にもなるでしょう。
正しく筋肉を使うことができず、代謝が悪くなってしまうために肥満になりやすく、それがまたより目立つ姿勢になってしまうのです。
《姿勢コーディネーター資格の口コミ》
姿勢コーディネーターは、姿勢に関する基本的な知識を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・高齢者施設で資格を取って得た知識を役立てています。
・スポーツジムのトレーナーとしてスキルアップできました。
・あんなに肩や首が凝って頭痛がしていたのが、姿勢が改善された途端によくなってきました。