日本生活環境支援協会

誰にでも日常生活の中にひとつぐらいは好きなことがあるはず。そんな見過しそうな”好きなこと”を極めたスペシャリストであることを認定するのが日本生活環境支援協会です。

猫に与えるご飯の量の決め方《猫の育て方アドバイザー資格の口コミ》

愛猫が夢中になってご飯を食べている姿はとてもかわいいものですが、与え過ぎは禁物です。かといって、少なすぎては猫が元気をなくしてしまいます。では猫のご飯の適量はどのようにして決めればいいのでしょうか?

1.猫のご飯を「適量」与えるべき理由

・健康維持のため

なぜ適量が大切なのでしょうか?それは猫の健康維持のためです。

猫も人間と同じように、食事から摂取するカロリーによって熱を作り出します。人間は服を着ることでこの熱を逃がさないようにできますが、猫はそれができず、食事だけが頼りになります。

かといって、与え過ぎもよくありません。特に子猫の場合、胃や腸の消化吸収器官が未発達のため、与え過ぎてしまうと嘔吐や下痢の原因になることがあります。これが続くと、生涯にわたって健康を損なうことになるかもしれないのです。

・肥満防止のため

猫の食事コントロールは、肥満防止という目的もあります。

野良猫の場合は、外を走り回ることが多く、摂取したカロリーを上回り、肥満の心配はありません。反対に室内で飼われている猫は、運動不足気味で肥満になりやすいものです。肥満が原因で生活習慣病のリスクは高まってしまいます。

2.猫に与えるご飯の量はどう決める?

・まずは猫の理想体重を知ろう

まず理想体重を把握しましょう。これには「ボディ・コンディション・スコア(BCS)」を利用します。

理想体重は「現在の体重÷1.15~1.30」で求めます。猫がやや肥満気味の場合は1.15、明らかに肥満なら1.3で求めますが、これは体脂肪率によって求められます。体脂肪率が25~34%なら体重過剰、35%以上なら肥満となります。また24%以下なら現在の体重を理想体重と考えればいいでしょう。

・一般的なご飯の量の算出方法

猫の一般的なえさの量は、体重1㎏あたり約80㎉といわれています。

更に厳密な量を知りたい場合は、安静時に必要なエネルギー量(体重×0.75)から求めます。そしてこの数値に猫の成長状態による数値をかけ合わせます。

肥満傾向の場合:体重×0.75×1.0

成長期の場合:体重×0.75×2.5

妊娠期:体重×0.75×2.0

それぞれの猫に合わせた適量を計算してみましょう。

《猫の育て方アドバイザー資格の口コミ》

猫の育て方アドバイザーは、猫を飼う際の費用、猫の選び方、必要な道具、環境づくり、エサの選び方、猫の避妊や去勢など、猫の育て方に関する知識を持っている人に与えられる資格です。

ここでこの資格を取得した人たちの口コミをご紹介しますね。

・この資格を取れば、猫を飼うための知識が全て身につくと思います。

・犬に比べて猫のトレーナーは少ないので、将来役に立てようと資格を取りました。

・初めて猫を飼うことにしたので、その前の準備として取りました。責任をもって飼うなら必要な知識だと思いました。

 

www.nihonsupport.org

 

nihonshikaku.hatenablog.com

 

nihonshikaku.hatenablog.com

 

nihonshikaku.hatenablog.com